今回の記事に関して
細かいスペックや写りは以前APS-C機での使用で紹介しましたのでその記事をみてみてください
Nikonの旧製品ページにページが残っていますのでそちらもご覧ください
そして今回はレンズやボディの紹介ではなく使用した感想を忘れないようにという覚書のようなものです
使用感
DレンズなのでAFは使えないだろうと思っていましたが思っていたよりも許容範囲内でした
花を撮っているとそこじゃなくてここに合ってほしいって感じで微妙にズレていることが多々ありましたがファインダー内で覗いて撮ることを鑑みると自分でピントを合わせてもズレている時はずれているので確実に合わせて撮りたい時は三脚使ってミラーレス機のようにライブビューモニターを使ってマニュアルで合わせるの良いです
ミラーレス機はデータを作っている感が嫌でレフ機に戻ったので少しピントが甘くても人間らしくて良いじゃないかっててのが今の本音です
完璧は崩壊の始まりです
次は画角の問題です
うすうすわかってはいたことですが私は中望遠から望遠が好きということです
焦点距離が50㎜のレンズは広すぎます
ただ景色を撮るってなった時には狭い印象です
景色はめったに撮らないので困ることはほぼありませんけどね
それよりももっと寄って撮りたいって場面が多くありました
これがMicro-Nikkor 55mm f3.5だと寄れますがワーキングディスタンスが短いのでしっくりきません
フルサイズ機で50㎜のレンズは私には必要ないです
APS-C機では75㎜の中望遠になってすごく使いやすいですし、最短撮影距離の割に寄れます
ヘリコイドアダプターを使用するとマクロ領域でも使えるので間違いなく良い選択だと思います
50㎜前後は玉数も豊富ですし、レンズの良いところしか使わないので最近ではSigmaの50㎜ f2のレンズをAPS-C機で使ってみたい思いました
前から使ってみたいと思っているのは高くて買えないカールツァイスのOtusです
画質
APS-C機で使っていた時に印象と少し変わります
開放付近での軸上色収差が気になる点は変わらずですがAPS-C機とは違い、絞っても固くならず、私としては好みですがstock photo系でシャープさが足りずに不採用になりそうです
もしかしたらレンズが中で緩んでる可能性が高いです
というかもしかしたらAPS-C機で絞った時にシャープネスが高くなりすぎるので緩ませたかもしれません
私はレンズを分解するのが好きで立体パズルみたいなものだと思っている節があります
もちろん組み立てができなくなる前に組み戻すんですがレンズって全部が全部きっちりネジ切りの奥までハマっているわけではないものってあるんです
そういうのを調整して好みに近づけています
もしかしたらこのレンズでもやったかもしれません
やってなくても後玉は確実に外してますし、前玉も外した記憶もありますので要検証です
※分解を推奨しているわけではありません
手振れ
レンズには直接関係ないかもしれませんがセンサーサイズが大きくなったからなのか手振れがしやすい印象です
APS-C機と同じ感覚でシャッターを切ると微ブレしているのでシャッタースピードを早めに設定する癖をつけないといけないと思いました
シャープさが足りないのはもしかしたら微ブレしている可能性もあります
こちらも要検証ですし、意図するものがなければシャッタースピードは基本早いに越したことはないですからね
まとめ
このレンズのすべてを使いたくてNikonにフルサイズのレフ機を購入したんですが思っていたよりもしっくり来てないです
画角に関してはAPS-C機で使った方が私は使いやすいですし最短撮影距離が花を撮ったりするには思っていたよりもちと長いです
色に関してはフルサイズ機で使用した方が間違いなく良いです
f1.4の明るさがどうしても必要ないのであれば買わなくても良いレンズな気もします
ちなみに私が購入したのはレンズに関して全く知識がないにも関わらず、Nikonだから使えるだろうって感じで中古を購入しました
その頃使っていたのはD3100だったのでAF使えないじゃんってなりました
昔やり残したことを今になって叶えたわけです
ま、期待通りの結果にはなりませんでしたが別に持っていたFマウントのTamronの90mm macro f2.8がAF使えて好きな画角になったのでメインレンズになりました
それにしてもそのf1.4でも軸上色収差が私は気になるので使いたくないですし、モノクロならいけるかもしれませんがモノクロは撮らないからなってところでお守りみたいなレンズとして新しい場所に行くときは持っていこうと思います
50㎜の画角が大好きって人は購入しても良いかもしれません