mir-1 Мир-1 автомат 37mm f2.8 kiev10マウントをEマウント化しました

mir-1

Carl ZeissのFlektogon 35mmのコピーレンズのロシアレンズでずいぶん長いこと販売され続けたようで2004年まで製造されていたようです
オールドレンズと呼ぶにはちと新し目ですが戦後の1954年から作られ続けたようで50年作られ続けたって考えるとすごいレンズです
コピーレンズとは言うものの焦点距離が違うので全く同じコピーではなく参考にしたという情報もあります
過去にはなんかの賞もとったようです
このレンズのややこしいところは製造した工場や国内向け、国外向け、マウントによってデザインが違うんです
そして時代と共に工場が変わると硝材も変わると思われます
あとコーティングが違うものが存在します

レッドコーティング

コーティングが違うものとして今回のkiev10マウントのレンズです
海外の掲示板の情報ですがレッドコーティングと呼ばれていて、carl zeissでいうT*コーティングみたいなものらしいです
なぜレッドコーティングと呼ばれているのかは写真を見ればわかると思います

mir-1 Мир-1 автомат 37mm f2.8 kiev10マウント
mir-1 Мир-1 автомат 37mm f2.8 kiev10マウント

こちら逆光で、ホワイトバランスが5200Kで撮影したものです
赤くなるんです
そしてこちらの写真もご覧下さい

mir-1 Мир-1 автомат 37mm f2.8 kiev10マウント
mir-1 Мир-1 автомат 37mm f2.8 kiev10マウント

同じくホワイトバランスが5200Kで撮影しましたがゴーストが赤っぽい色になります

mir-1 Мир-1 автомат 37mm f2.8 kiev10マウント
mir-1 Мир-1 автомат 37mm f2.8 kiev10マウント

これも同じホワイトバランスが5200Kですが画面全体が赤っぽくフレアがかり、ゴーストも出ます
そういうところからレッドコーティングと呼ばれていると推察しました

kiev10マウント

このkiev10マウントは今のところマウントアダプターが存在しません
mir-1なのに安かったので購入した後にkievマウントだということを知り、マウントアダプターが売っていないことも知りました
3Dプリンターで自作している方もいるようですが絞りを変更する時は一度レンズを外して変更してからまたつけ直すことをしているようです
おいおい、じゃあお前はどうやってレビューする気なんだよ?って思いますよね
既存のアダプターを改造して撮れるようにしました
しかも割りと簡単です

改造方法

AmazonでこのGタイプのFマウントレンズをEマウントで使えるマウントアダプターを購入します

Eマウントなのは私がa6000で使っているからです

この為に購入したわけではなくたまたま以前に購入していたものです


あと一応書いておきますがこのマウントアダプターがもし仕様変更等で使えなくても責任は負いません

mir-1 Мир-1 автомат 37mm f2.8 kiev10マウント
mir-1 Мир-1 автомат 37mm f2.8 kiev10マウント

このマウントアダプターはマウント部分を外しても絞りを調節する部分がバラバラにならないのでまずはネジを外してマウントを外します

mir-1 Мир-1 автомат 37mm f2.8 kiev10マウント
mir-1 Мир-1 автомат 37mm f2.8 kiev10マウント

取り外したマウント部は使わないのでネジやピンと共に復元できるように保管しておきます
必要ないならポイっとゴミ箱に捨ててしまってもいいと思います

予備知識としてFマウントのフランジバックは46.5mm、kiev10マウントは45mmとどこかで見た気がしたのでマウントの金属を1mmと仮定するとぎりぎり無限遠が出ないくらいになります
実際に無限遠は出ませんでしたが50mm先くらいにはピントが合わさる感じでした

mir-1 Мир-1 автомат 37mm f2.8 kiev10マウント
mir-1 Мир-1 автомат 37mm f2.8 kiev10マウント

写真の様に後から接着するのでレンズの絞りレバーとマウントアダプターの絞り調節レバーが上手く可動するようにマウントアダプターにレンズの鏡筒を接着剤で直接くっつけます
マウントアダプターの中心がレンズの中心にくるように慎重に合わせてください

所謂、光軸を合わせるってやつです

使用したのは↑の接着剤(セメダイン社のスーパーX2)
私はよくマウント改造やレンズを接着するのに使っています
シリコン系の接着剤で完全に固まるまで時間がかかるので気が済むまで中心を合わせてください
接着剤の量は薄く均等に塗った方が失敗した時に外しやすいです
薄すぎると負荷がかかると外れてしまう可能性があります
あとは接着剤の説明をしっかり読み、レンズに接着剤がつかないように注意してください

mir-1 Мир-1 автомат 37mm f2.8 kiev10マウント
mir-1 Мир-1 автомат 37mm f2.8 kiev10マウント

完全に硬化した後でもこの隙間にドライバーつっこんでテコの原理で剥がすこともできます
鏡筒やマウントアダプターに傷がつかないように間に何か挟んだ方が良いです
剥がした際に残った接着剤の残骸は擦れば剥がれるので気合でちまちま剥がします

最後にレンズの絞りレバーとマウントアダプターの絞り調節レバーを接着剤でくっつけて硬化するまで待ちます
レンズのマウントに接着剤がついてしまうとレンズの絞りが動かなくなるので絞り部分にだけにくっつくように慎重に接着剤をつけた方がいいです
私は爪楊枝の先に接着剤をとってつけました

工作過程の写真がないので気分次第ですが一度外して再接着する過程の写真を後日載せる可能性もなきにしもあらずです

kiev10マウントのレンズを複数持っていたらその分マウントアダプターを用意して改造しないといけなくなるので面倒と言えば面倒ですが使えないよりはマシかと思います
レンズのレビューは次の記事にします

1件のコメント

  1. ピンバック:mir-1 Мир-1 автомат 37mm f2.8 kiev10マウントを使ってみました - 郡山めだか

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