新しめのレンズ
2012年に発表されたレンズでeマウントとマイクロフォーサーズの2つのマウントで発売されています
艶化しブラックのマットな質感で樹脂製なので見た目以上に軽いですし、小さくてカメラバッグにとりあえず入れておいても気にならないレベルです
DP2 Merrillのレンズと思想設計が同じで高い解像設計がされているらしいです
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レンズ情報
レンズ構成は5群7枚で絞り羽根は7枚、最短撮影距離は0.3mで最大撮影倍率は1:8.1です
フィルター径が46mmで重量130gです
もちろんジャンク品
ちなみに私が購入したレンズはいつものことながら中古のジャンク品です
最初は認識すらしなかったんですが分解して認識するようにしました
今回使ってみて絞りが絞ってもたぶんf8くらいまでしか絞れてないんじゃないかって感じがします
ボディでの数値はf22までいくので電子接点は問題なしです
なぜf8かというとf22まで絞ってから徐々に絞りを開けた時にf8くらいから普通に動いていたからです
再度分解してみましたがギアの形がおかしく、見た感じ初期不良なんじゃないかって感じです
少し削ってみましたが変わらずでした
削り過ぎて全く使えなくなるのは嫌だったのでこのままにしておこうと思います
私がオートフォーカスが使えるレンズよりもマニュアルレンズが好きなのは基本的にこういう壊れ方をしないからなんです
持っていってギアが割れたりとか空回りするようになるとかないので安心して持ち出せます
鏡筒はプラスチックでもいいんで中のギアだけは金属を使用しているレンズをメーカーには作って欲しいとひっそりと思っています
新品のレンズを買ってるわけじゃないのでメーカーに大きく物を言える立場ではないのでひっそりとです
使用環境
ソニーのaps-c機のa6000にそのままつけて使用しました
作例はRAWデータからのストレート現像です
作例とまではいかない写真
ジャンクレンズですが開放f2.8は間違いなく絞りが開放なのでその写りをまずは見ていきます
結構やばい写りしてます
逆光での描写で中央付近の花に合わせて少しアンダー目に撮ったんですがハイライトがぶっ飛んでますし、コントラストも低いですし、ぼけも酷いですし、破綻しています
このレンズはフードなしで逆光に強いという話だったんですが大間違いでした
全然強くないです
このジャンクレンズの限界まで絞りこんでも良くないです
よく見るとゴーストも出てます
全体的にフレアがかっているのでコントラストが下がっているんでしょう
もしかしたら近接性能が低いのかもしれません
半逆光での開放f2.8になると多少見れるようになります
ただコントラスト低めで色もぱっとしないというかおかしいのでRAW現像は必須です
あとハイライトが飛びやすい気がします
そして順光での開放f2.8です
シグマのレンズにしてはシャープさが足りないイメージです
あとホワイトバランスはオートで撮ったんですが色がおかしいです
絞った写真見たい?ってなったので終わります
まとめ
このレンズは今私がやりたいことと合っていません
このレンズはそのままだと色がおかしいですし、ハイライトがすぐ白飛びするのが特に気になりました
いつもは逆光耐性がないことはそんなに気にはしませんが広角になればなる程逆光耐性はあった方が良いですね
もしかしたらもっと絞り込めればまた違った使い道があったかもしれません
意外と屋内の窓際とかで開放でポートレート写真とか撮ったら良い感じになったりしてとか考えたりしました
あとはいろいろ作例見ましたが自然よりも都市部を撮った方が良さそうなレンズです
焦点距離が30mmのレンズは使わないので試しに買ってみましたがなかなか勉強になるレンズでした
いつもの50mmより画角が広いので光源と被写体の良い面と背景のバランスを考えないといけないので風景写真を撮る人ってのは大変なんだろうなと改めて思いました