初のOLYMPUSのレンズでomマウントです
OLYMPUSは他にPEN-FマウントとかあるみたいですがレンズにOM-SYSTEMと書いてあるので素直にOMマウントのマウントアダプターを購入しました
APS-C機のソニーa6000で使用したので焦点距離がフルサイズ換算42mmになるわけです
標準の画角なんですけど普段マクロレンズばかり使ってるとかなり広角な印象なんですよね
レンズ構成は7群7枚でレンズ同士を貼り合わせていないのでバルサム切れの心配がなく、コーティングが大丈夫ならいつまでも使えるレンズです
ということでどんな写りか見ていきたいと思います
jpg撮って出しや軽く補正したものを載せていきます
二回目の記事はこちら↓
開放
少し補正するだけで雰囲気が出てきます
冬の夕方っぽくていい感じですよね
やや逆光気味なのでコントラストがフレアの影響で落ちていますし虹色のゴーストが出ていますがピントはシャープで葉脈がはっきりとわかります
コーティングがマルチコートではなく、モノコートらしくその影響もあり良い感じのフレアやゴーストになるっぽいです
ぼけに関しては28mmでf3.5なのでとろけるようなぼけとはいきませんが被写体と背景との距離次第です
遠くの木々のぼけ具合はいい感じではないでしょうか
横から光が当たっている被写体なので開放でも発色が良いです
最短撮影距離が0.3mということでマクロまではいきませんが結構寄れます
絞っていきます
絞っているのでコントラストも上がりぼけがしっかり引き締まります
後ろの枝が二線ぼけになりやすいシチュエーションですが気にならないレベルかと思います
何よりもこのレンズは発色が良くて撮っていて気分が良いです
そこまで枚数撮ってないので断定はできませんがボディとの相性なのか緑色の発色が良くない気がします
デジタルなので修正できるので大きな問題ではないかと思いますができれば初めから良い方がいいです
こちらも緑色ですがやはりしっくりこない気がします
緑色に関しては夏に使ってみてどんな色が出るかって感じで保留ですね
色が微妙ならモノクロにしてしまえって感じです
あまりモノクロにしようって思わない方ですがこのレンズはモノクロでも良さそうなレンズです
まとめ
開放からコントラスト高めで発色が良く使っていて気持ちが良いレンズです
空の色青すぎじゃないかって思いましたが撮り始めるとすぐに良いレンズだってわかりました
ぼけもざわざわしないですし、絞って写りが変わるわけではないので、絞るか開けるかで被写界深度を決めるって感じで使いやすいです
フレアやゴーストはオールドレンズらしくて良いですし、小さくて軽いってのは最高です
気になるのは緑色がしっくり来ないことくらいです
二回目の記事はこちら↓
ピンバック:OLYMPUS OM-SYSTEM ZUIKO AUTO-W 28mm F3.5は独特な色味が好き - 郡山めだか