いつもの如く、ジャンク品を漁っているので周辺部分がバルサム切れを起こしています
初めてのCanonのレンズで、マウントアダプターを購入するために調べましたがFDマウントなのでFD用を買いました
FLマウントはFDマウントに似ているけどアダプターを改造しないとダメって情報があったり、EFマウントは電子接点付きのアダプターじゃなきゃダメで、動かないレンズもあるらしいです
その都度レンズを買った時に調べるでいいやって思いました
焦点距離が50mmくらいのマクロレンズは4本目です
ボケがうるさくないレンズが今は欲しいというところです
ということで今回のNew マクロFD50mm F3.5がどんなレンズだったか見ていきたいと思います
Cannonミュージアムにデータが残っていました
使用環境はAPS-C機のソニーa6000にマウントアダプターをつけて使用し、Jpg撮って出しや簡単に補正したものを載せていきます
まずは開放から
ピント合掌部はピントがしっかり来ていますがその前後はどのレンズでも一緒ですがやはり荒れていますね
ぼけは玉ボケの輪郭が強く出ないので好みです
f3.5ということもあり、コントラストも高く色もしっかり出ています
とても良いレンズだと思います
暗かったのでISO400で光量が足りなくて内蔵ストロボをバウンスさせて、尚且つ後処理で露出を上げていてノイズ処理をしていない酷い状態の作例です
ストロボのせいで金属みたいになっていますけど拡大させてみると質感も出ているかと思います
良いことばっかり言っていますが微妙なこともあります
霜柱なんですが昼過ぎに撮っていたので実際に溶けていたんでしょうけどもなんだか質感が何か違うと感じることがありました
冬なので花がなかったのでただの茂みですがピントはバキバキではなく柔らかい印象です
背景が木々なんですが良い感じにぼけてくれます
茂みのぼけは距離が近いので二線ぼけになるって感じでよくあるレンズって感じで癖がなくて使いやすいです
風が強かったので被写体ブレ気味ですがMicro-Nikkor 55mm f3.5みたいにバキバキにならずにRokkor 50mm f3.5みたいに玉ボケが気にならないのですごく使いやすいです
絞ったのも入れていきます
同じ被写体でがっつり絞ったんですが絞り込んでもバキバキになりません
コントラストはあがります
そして注目してもらいたいのは右上の玉ボケです
絞り羽根の枚数は6枚なので絞ると通常は角ばったぼけが出るんですが角ばっていません
たまたまそういう距離だったんでしょうけども焦点距離が50mmでこういうレンズって今まであまり巡ってこなかったので衝撃です
拡大して見たり、言われないとわからないと思いますが、地面との距離が近いので六角形のぼけが地面に見えます
まとめ
霜柱の絞った写真です
私はニコンからカメラに入っているのでつい考えてしまいます
Micro-Nikkor 55mm f3.5で撮ったらどう映ったのかを
その日は持って行ってなかったので仕方ありません
ということでNew マクロFD50mm F3.5は私の常用レンズの仲間入りです
お前は50mmのマクロレンズを二本持ち歩くんか?って思うでしょうけども性格が違うレンズなので苦になりません
持って行かずにあのレンズだったらって思うことの方が嫌です
これまでCanonに対して人間を撮らないから知らなくていいってスタンスでしたが考えを改める良い機会でした