Nikkor 28mm f2.8Sってもしかしたらマクロ撮影で使えるかもしれない

NikonのHP

購入してからかなり経ちますがほぼ使用していないレンズです

理由は望遠の方が好きだからという個人的な理由で写りが好きとか嫌いとか言うことはないです

nikkor 28mm f2.8Sは最短撮影距離が0.2mで最大撮影倍率は0.25倍でかなり寄れるマニュアルフォーカスの広角レンズです

2018年か2019年に生産が終了していたらしく、1974年にnikkor 28mm f2.8が発売されてから光学系はそのまま45年以上も発売されていました

私の所有するレンズは前玉の周辺部にコーティングの劣化があるジャンク品ですがaps-c機で使用するので大きな問題はないかと思っています

仕様

焦点距離 28mm

レンズ構成 8群8枚

絞り 2.8,4.5.6,8.11,16,22

重さ 約250g

フィルター径 52mm

最短撮影距離 0.2m

最大撮影倍率 0.25倍

フルサイズ対応マニュアルフォーカスレンズ

電子接点はなし

使用環境

aps-c機のD3300で使用したので露出計は動きませんし、もちろんオートフォーカスもありません

1.5倍の42mmの画角になります

jpg撮って出しです

使用感

AI Nikkor 28mm f/2.8S f値開放
AI Nikkor 28mm f/2.8S f値開放

f値開放ですがf2.8なので色はしっかり出ます

AI Nikkor 28mm f/2.8S f値開放
AI Nikkor 28mm f/2.8S f値開放

若干滲みますがピント合掌部分はシャープですし、被写界深度も深いです

AI Nikkor 28mm f/2.8S f値開放
AI Nikkor 28mm f/2.8S f値開放

ただごちゃごちゃしたものは写すのが苦手な気がします

AI Nikkor 28mm f/2.8S f値開放
AI Nikkor 28mm f/2.8S f値開放

近接時のぼけも悪くはないと思います

AI Nikkor 28mm f/2.8S f4
AI Nikkor 28mm f/2.8S f4

一段絞るとかなり解像感が出て、線が太い印象も受けます
micro-nikkor 55mm f3.5のギラギラ感を良い意味で抑えたような印象です

AI Nikkor 28mm f/2.8S f8
AI Nikkor 28mm f/2.8S f8

近接から少し離れた距離でも解像感はあります

f8で撮っていますがこの距離感でもファインダーで見てもピント位置がよくわかりません

AI Nikkor 28mm f/2.8S f8
AI Nikkor 28mm f/2.8S f8

もう少し離れてみてもしっかり写せています

色もしっかり出て夏って感じがします

AI Nikkor 28mm f/2.8S f8
AI Nikkor 28mm f/2.8S f8

問題はここからです

奥の花にピントを合わせたつもりなんですが拡大してもどこにピントが合っているのかわかりません

f8に絞っているとはいえどこかしらに必ずピントのピークが来るわけなんですが何枚かピント動かして撮ってもわかりません

AI Nikkor 28mm f/2.8S f11
AI Nikkor 28mm f/2.8S f11

この写真も拡大しても同じです

中央の家か橋あたりなんだとは思うんですが気分的にもやもやします

ここまで写っていれば十分と言えば十分なんですけどね

ミラーレス機でピント拡大しながら撮影した方が良いのかもしれません

まとめ

街中でふらふら撮り歩くとかであれば画角的にも最短撮影距離的にもファインダー的にも良いと思います

近接撮影時は焦点距離が近すぎて自分で影を作ってしまう距離です

しかしその焦点距離のおかげで被写界深度が深いので気楽に撮影できます

私は近接よりの撮影が多いので50mmの単焦点や望遠レンズを持ち歩くよりも良いのではないかと思い、良い見直す機会だったと思います

次はミラーレス機で試してみたいです

1件のコメント

  1. ピンバック:el nikkor 50mm f2.8nは気に入り過ぎてレンズ探しに終止符が打たれそうになった - 郡山めだか

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