mir-1 Мир-1 автомат 37mm f2.8 kiev10マウントを使ってみました
前回はkiev10マウントをEマウント化したって話をしました
5群6枚のレンズ構成で絞り羽根は5枚です
製造工場はザヴォード・アーセナルで、現在のウクライナなのでロシアレンズと言うよりはソビエトレンズと言う方が正しいのかなって思いました
近接時のぼけ感や逆光でのハイライトの滲みはすごく好みです
ブログ
前回はkiev10マウントをEマウント化したって話をしました
5群6枚のレンズ構成で絞り羽根は5枚です
製造工場はザヴォード・アーセナルで、現在のウクライナなのでロシアレンズと言うよりはソビエトレンズと言う方が正しいのかなって思いました
近接時のぼけ感や逆光でのハイライトの滲みはすごく好みです
このkiev10マウントはマウントアダプターが存在しません
mir-1なのに安かったので購入した後にkievマウントだということを知り、マウントアダプターが売っていないことも知りました
既存のアダプターを改造して使えるようにしました
Eマウントなのは私がa6000を使っているからです
ほぼaps-c機 今までaps-c機のNikonのD3100とD3300、SONYのa6000、マイクロフォーサーズ機のPanasonicのGX1、フルサイズではCANONの初代5Dを所有していますメイン機はD3300と …
マクロモードが広角にあるのが使う前は面白そうと思っていましたが使い始めるとかなり使いにくいです
テレ端で限界まで被写体に寄って、あと少し寄りたいってなった時にワイド端にして被写体に近づいてピント合わせをしなくてはいけないわけです
頭がおかしなりそうでした
ちなみに私が購入したレンズはいつものことながら中古のジャンク品です
最初は認識すらしなかったんですが分解して認識するようにしました
今回使ってみて絞りが絞ってもたぶんf8くらいまでしか絞れてないんじゃないかって感じがします
ボディでの数値はf22までいくので電子接点は問題なしです
結論から言うと開放付近で使った方が面白いレンズだと思います
被写体にもよりますが絞ってもそこまでシャープになりませんし、3枚羽根の絞りの形も違和感があります
絞ることもあると考えるとコンパクトフラッシュは必須です
ワーキングディスタンスが短いのでワイヤレスフラッシュは必須です
開放でシャープなレンズですが一段絞るとディテールが出てきます
絞ると角ばったボケが多少気になることもありますし、逆光にはかなり弱いです
RAW現像で思った通りにしやすいです
他のレンズではトーンカーブ弄ってもなんだかスカスカな感じがして思うようにできない
天気が曇り空ということもあり、コントラストがばきっと写ることはありませんでした
レンズとしてはふわっとしていますがピントはシャープで、絞りがf5.6くらいからディテールが出てきます
背景のぼけがうるさくなることもあるので絞っておけばいいってレンズでもなさそうです
レンズ自体は小さくて軽いですが鏡筒がオリジナルのものではなく別のレンズの流用品でした
ピントはシャープですが開放f値がf4.5なので50mmの単焦点のf4.5とかと比べるとキレがないです
ただ等倍で見なければ問題ないですし、オールドレンズにしてはむしろ色は濃い目ですしコントラストもしっかりしています
このレンズはピントは開放からシャープですが全体としてふんわり気味で、絞ってもうっすらベールがかっている印象です
光源によってはパープルフリンジやフレア、ゴーストが出るのでできれば順光か日陰で撮りたいです
近接でのぼけの写りが綺麗とは言えないですが好みです