大事にすれば一生使える
ペンタックス銘のレンズは2本目です
HPはこちらです
このレンズは私の好きな貼り合わせの無いレンズで、バルサム切れの心配がない5群5枚のクセノター型のレンズ構成なわけで、コーティングにダメージが無ければ永久に使えるレンズです
鏡筒も金属製なので錆させたり、落としたり、曲げたりせずに、大事に使えばたぶんです
スペックとしては普通
最短撮影距離は0.45mなので焦点距離が50mmの単焦点レンズとしてはいたって普通で、6枚絞りでf4までは手裏剣みたいな形になり、f4.5からは六角形です
パンケーキレンズなので小型軽量ですが絞りがもう少し操作しやすかったらいいとは思いました
カメラを構えた段階でf5.6まで5回カチカチを数えるのって結構面倒です
マクロレンズだと1回か2回カチってやるだけでf5.6にできることの方が多いんで慣れませんでした
慣れるほど使えませんでした
半段ずつ調整できるので微妙な違いを表現したい方にはいいんでないでしょうか
使用環境
ソニーのAPS-C機のa6000にKマウントのマウントアダプター経由で使用しました
RAW現像するほどでもないかって思ってJpg撮って出しをリサイズしてます
写り
このレンズは開放f2でもフワッフワです
もしかしたら個体差があるのかもしれませんが私の所持しているものは見ての通りです
画角が変わっているのはフワフワ過ぎてびっくりして一歩下がってしまいました
私としては少なくともf4まで絞ってつかいたいところです
f4からf4.5は画質が向上するというよりも被写界深度が厚くなる感じですかね
安定のf5.6のはずですがピントはシャープとは言えませんがきっと被写体が暗かったからではないでしょうか
この滲んだ感じが人物ポートレートでは良い感じになるのかもしれません
記録的なものだと辛いですね
f4でも収差が目立ちます
拡大して見ると意外と解像してるんですよね
アンダー気味なんですけどバッキバキにならなくて良い感じなんですよね
色もしっかり出ているのでf5.6が開放だと思って使った方が私は幸せになれるレンズです
こちらもf5.6でアンダーですがなかなか良い感じですが被写体が良くないです
写りはキレッキレにならないのでこういう質感が欲しい時があれば使いたいです
貼り合わせ面がないレンズなので多少仕舞っておいても問題ないはず
まとめ
この日は曇りでしたし、被写体があまり良いものがなかったんですが晴れの日だとこのレンズの違う部分があると思いますが絞る前提だと思いました
同じ焦点距離で同じ開放f値で同じKマウントのレンズでRikenonがあるので、開放で撮るならRikenonで、絞って撮るならsmc pentax-mって感じで使い分けられたら楽しいです