LEICA MACRO ELMARIT R 60mm f2.8は逆光が駄目

久しぶり

かなり時間が空いてしまいましたがカメラは続けています

まだレビューしていないレンズもありますし、購入したものの試してすらいないレンズもあります

Fマウントのフルサイズ機のD600に移行して機種の特性や自分なりの使い方を試行錯誤していました

そんな感じでD600に合わせるレンズの一本として今回のLEICA MACRO ELMARIT R 60mm f2.8を購入したわけです

購入したのは昨年の10月なので半年以上経ってます

ただメインのレンズにはならなかったのでそんなに使い込んでいませんし、オールドレンズでジャンク品なので完動品とは違う可能性がありますがレビューしていきます

ジャンク品

今回のLEICA MACRO ELMARIT R 60mm f2.8は前玉のコーティングに劣化があり、カビの侵食跡がかなり酷いです

あとはヘリコイドの回転にむらがあります

そういうこともあり、相場より安く購入できました

ところでRマウントってFマウントに装着できるのって思う方もいるでしょう

マウントの改造パーツが売っているんです

マウントの仕様によっては改造できないものがあるので自己責任でお願いします

ちなみにこのパーツは絞り環のクリック感が小さくノールックで何回クリックしたから今は絞りいくつだって非常にやりにくいです

目視で合わせた方が速いし正確です

レビュー

F値は電子接点がなくEXIFが残っていないので写真を見てだいたいで判断しています

LEICA MACRO ELMARIT R 60mm f2.8
LEICA MACRO ELMARIT R 60mm f2.8

たぶん開放です

コーティングの劣化の影響なのかピントの合焦部に滲みがあります

周辺減光とパープルフリンジはf5.6にすると順光ならほぼ解消されます

LEICA MACRO ELMARIT R 60mm f2.8
LEICA MACRO ELMARIT R 60mm f2.8

問題があるとすればぼけが汚くなりがちです

LEICA MACRO ELMARIT R 60mm f2.8
LEICA MACRO ELMARIT R 60mm f2.8

結構絞っていますがぼけは好みではありません

ここからは遠景よりです

LEICA MACRO ELMARIT R 60mm f2.8
LEICA MACRO ELMARIT R 60mm f2.8

質感はありますがどこか古い写り方をします

奥の建物の縦縞が描写できていますがモワレが発生するくらいには解像はしています

LEICA MACRO ELMARIT R 60mm f2.8
LEICA MACRO ELMARIT R 60mm f2.8

この個体コーティングの劣化のせいか解像しているのに若干かすみがかった写りをします

完動品がかすみがかった写りをするのか気になりますがかすみがなかったとしてもメインのレンズにはなりません

メインのレンズにならなかった理由

逆光に弱すぎます

LEICA MACRO ELMARIT R 60mm f2.8
LEICA MACRO ELMARIT R 60mm f2.8

太陽が少しでも逆光側に位置していると本当に駄目です

LEICA MACRO ELMARIT R 60mm f2.8
LEICA MACRO ELMARIT R 60mm f2.8

あとは写り過ぎます

最近の私の好みとしてはフワッとした写りが好きなので使うとしたら開放かf4くらいになりますがそれなら他のレンズ使った方が軽いし楽です

このレンズはマクロレンズということもありそこそこ重量を感じるレンズで、しかもf2.8ではピントが浅いです

スナップだと少し扱いにくいです

まとめ

たぶん私の所有するレンズの中でオンリーワンなレンズです

それくらいに独特な写りです

問題は重量とピントです

パンフォーカスにして撮ったらいいやんって思ったりもしましたが開放で撮った方が好きな写りなんですよね

絞ると描写が硬いので今は眠っています

というかどこでどう使ったら一番活きるかを考えています

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