tokina at-x m100mm af macro
このレンズは以前aマウントのをマウントアダプター経由でソニーのa6000で使用してレビューをしました
その時の記事はこちらです
実はこのレンズはtokina at-x m100mm af macroって型番らしいのですがレンズに書いてあるものと違いますし、at-x m100 pro Dの方が検索に引っかかるので情報が探しにくくなっています
以前のレビューではレンズに書いてある方でしてしまっていますが同じレンズです
今回はfマウントのを購入したのでレビューします
使用環境
ニコンのフルサイズ機でフィルターは何もつけずに撮影しました
RAWデータからストレート現像です
f値は実行f値です
作例
開放気味でf3ですがコントラストが低いです
f3.3で順光ですが良くも悪くもコントラストが低めですし、色収差が出ます
よく見ると滲んでいます
同じくf3.3で色収差がありますし、滲んでいますがぼけ感がすごく良い感じです
f4で暗がりですが条件によっては後ろのぼけが二線ぼけになるっぽいです
結構使いましたが二線ぼけが激しく出る印象はあまりないです
f5.6の順光ですがピントはシャープになり、ぼけも綺麗ですがコントラストは低いです
暗がりのf5.6ですがピントはシャープですがぼけの前後が少し怪しいてす
次はf8で順光ですが収差は残りますしコントラストは低いです
被写体に強い光があたっていると絞っても滲みが出ることもあり鮮明な描写にならないことがあります
またf8ですが木漏れ日の中や薄暗いところの描写が私は好きです
f11まで絞るとほぼ軸上色収差は気にならなくなります
絞ってる割にぼけは固くなりにくいです
別なf11ですが若干ピントが甘いのか回折なのか収差なのかブレなのかわかりませんがふんわりしています
ただぼけに関しては好みな描写です
まとめ
ぼけが良く、シャープなレンズですが収差が気になることが多々あり、f11くらいまで絞れば色収差はほぼ気にならなくなる印象です
あとは被写体が光を反射しやすい色かによってシャープさが変わる印象があるのでその都度変える必要がありますが背面液晶だと見えにくいのが問題です
数撃ちゃ当たるって感じで何枚かシャッターを切っておきたいです
ただ絞ってもぼけが綺麗なので私は好きです
そのせいか絞りを開けて撮ると被写体から急激にぼけてるような時があります
ちなみにオートフォーカスは全くと言って良い程合いません
ライブビューモードでファインダーよりかは合いやすくなりますがそんなこといちいちするくらいならファインダーで撮って確認をすればいいやってなります
買い直したくらいですので描写は気に入っています
大きな問題としては開放付近だと色収差が気になるのと、ぼけに面白みがなく飽きます
良いぼけを撮るために撮ってるんじゃないよなって感じです
いや、でも余裕があれば持って行きたいレンズです