Ai AF Micro Nikkor 105mm F2.8Dの良いところが無くてジャンクのせいにしたい

ジャンク

レンズの詳しい情報はニコンの製品ページを見て下さい
私が購入したレンズがどれくらいジャンクかと言うとピントのラバーがなくて絞り環が動かないってくらいジャンクです
fマウントのボディで使うので絞りはボディ内で調整できるので問題はないんですけどピントのラバーがないってのは意外と不便でした
写りが好みであれば状態が良いのを買うつもりでした

使用環境

ニコンのフルサイズ機のD600で使用しました
フィルターはつけていません

作例

RAWデータからストレート現像しました
ニコンはExifが実行f値ですが残っているものを記載します

AI AF Micro Nikkor 105mm F2.8D f3.5
AI AF Micro Nikkor 105mm F2.8D f3.5

f値はf3.5でふわっとした写りですが日陰なので控え目に色収差が出ています

AI AF Micro Nikkor 105mm F2.8D f3.5
AI AF Micro Nikkor 105mm F2.8D f3.5

同じくf3.5で逆光気味ですが色収差結構気になります
あとぼけ始めの描写が少しざわざわしていますが奥のぼけは良い感じです

AI AF Micro Nikkor 105mm F2.8D f5.6
AI AF Micro Nikkor 105mm F2.8D f5.6

f5.6ですがピントの前後で若干出ています

AI AF Micro Nikkor 105mm F2.8D f8
AI AF Micro Nikkor 105mm F2.8D f8

残念なことにf8でも出る時がありますが場合によっては修正できない可能性もありそうです

AI AF Micro Nikkor 105mm F2.8D f4.5
AI AF Micro Nikkor 105mm F2.8D f4.5

続いてぼけに関してみていきますがf4.5です
結構ひどい時がありますが背景次第です

AI AF Micro Nikkor 105mm F2.8D f4.5
AI AF Micro Nikkor 105mm F2.8D f4.5

同じくf4.5でちゃんとぼけてくれます
この作例にも色収差が出てるんですけどね

AI AF Micro Nikkor 105mm F2.8D f5.6
AI AF Micro Nikkor 105mm F2.8D f5.6

f5.6ですが被写体と背景の距離感はよく使うのでこういうぼけ方は個人的に厳しいです

AI AF Micro Nikkor 105mm F2.8D f9
AI AF Micro Nikkor 105mm F2.8D f9

最後にf9と半端なf値ですがピントがすごく柔らかい印象です
これまでの作例でもピントを確認しても同じ印象になると思います
繊細な写りと言えば聞こえは良いですがピント合わせも手振れも被写体ブレもシビアになります

まとめ

正直に言うとジャンクでしたし、外に持ち出すレンズではないと思いました
屋内で光量が十分に用意できるところで可能な限り絞って三脚を使った方が最高の結果になると思います
外に持ち出したとしても色収差がひどい時はモノクロにするって選択肢もありますしね
割りと開放付近の写りは好きです
あと色収差が酷すぎる気がするので気が向いたら一度レンズをバラして緩んでたりしないか確認したいと思います
fマウントのDタイプとかGタイプのレンズってあえて収差を残してるのもあるようなのでそこまで大きく変わらない気はしていますがこのままでは使いにくいので少しでも使いやすくなればいいなと思います
あと構造的にオートフォーカスの切り替えスイッチが本当に使いにくいですがどうしようもないので我慢します

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