レンズ情報
TAMRONのデータベースに情報残っていたのでスペック知りたい方は見てみてください
焦点距離が90mmの等倍マクロでレンズ構成は9群10枚にしては軽く403gで鏡筒はプラスチックでマウント部分は金属です
インターナルフォーカスでなく、繰り出し式で最短撮影距離にするとレンズは全長の2倍くらいの長さになります
データベースに載っていない情報として私が気にするのは絞り羽根の枚数の9枚ってなところです
絞り羽根の枚数が多いほど高級レンズなイメージありますよね
このレンズは型番が72Eで後継の172E、272Eとはコーティングが違うだけでレンズ構成は同じようで、272Eはデジタルに対応したコーティングみたいです
購入経緯
解像感があるレンズは既に所持しているので柔らかい描写のレンズってどんなもんじゃいって感じで購入したのが3年くらい前でした
時々使ってはまた仕舞うって感じです
使用環境
ソニーのAPS-C機のa6000にニコンのFマウント用のマウントアダプター経由で使用しました
写り
このレンズはぼけの絞りの形でf値が判別できないくらいぼけが柔らかいのf値はだいたいです
柔らかいのはぼけだけではなく開放だとピントも柔らかく薄いです
マクロ撮影になるともっと薄くなるのでマニュアルフォーカスだとピントの山がつかみにくいです
ニコンの一眼レフのボディを所持していますがミラーレスで使用しているのはフォーカスアシストで拡大してから撮れるので無駄にシャッターを切らなくて済むからです
あと薄いピントの開放で撮ることはほとんどないです
結構二線ボケが出やすく、自然環境で撮るのは難しい印象も持っています
小さい被写体なら寄ればぼけますが少し被写体が大きくなるとぼけが汚くなりがちです
それがタイトルのマクロ撮影の為にあるレンズって思った所以です
少なくともf5.6まで絞って色収差を抑え、被写界深度を深くして使った方が好きです
ですがそれなら最初からぼけが締まっているレンズ使った方がいいよねってなってそんなに使わなくなったんです
あとはこのレンズって花が和菓子っぽく見える時があります
これもそうですが和菓子みたいに見えなくもない感じしませんか?
和菓子の練り切りとか撮ったら気持ちが良さそうな感じです
まとめ
先人方がタムキューって愛称で呼ぶくらいに愛されているレンズですが私の用途だとしっくりこない感じです
ふらっとどっか行って花が咲いてるから撮るって感じではなく、光や背景を自分でコントロールできる状況で使いたいレンズです
そんな状況ならどんなレンズでも良く写るって思うかもしれませんがダメなレンズはダメです
これからもたまに使って自分に合う使い道を探していきたいです
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