C.C Auto Petri 55mm f2は意外と良くぼけるレンズ

初めてのpetriレンズ

もう存在しない会社かと思っていましたが現在は双眼鏡のOEM生産をしている会社ってWikiに載ってます
今だったらマニュアルフォーカスのレンズの需要もあるので復活したら面白いですよね
まぁ、面白いで会社が舵を切ることはないと思いますがね
オートフォーカスの機能で価格が上がるのに壊れやすいレンズよりはマニュアルフォーカスで安く壊れないレンズを作ってくれた方が嬉しいって人はきっと少なくないと思っています

マウントアダプター

Petriマウントは独自のスピゴットのマウントでマウントアダプターがAmazonで売ってないんですよね
eBayとかでは売ってるんでしょうけどもレンズ価格より高くつくわけです
買うのはpetriのレンズが増えたらってことで自作しようと思いました
konica arマウントを改造すればいいんですがそれも面倒だったのでM42のヘリコイド付きマウントアダプターに接着剤でくっつけました
瞬間接着剤ではなくシリコンタイプのセメダイン社のスーパーXです
写りが気に食わなければ接着部分にマイナスドライバー突っ込んで捻れば外せます

撮影環境

APS-C機のソニーのa6000にM42のヘリコイドアダプターに接着剤で強制的にくっつけてます
ちなみに後玉にカビの浸食でコーティングが劣化しています

写り

C.C Auto Petri 55mm f2 f値開放
C.C Auto Petri 55mm f2 f値開放

開放だとふわっとしています

C.C Auto Petri 55mm f2 f値たぶんf2.8
C.C Auto Petri 55mm f2 f値たぶんf2.8

2.8でもシャキッとしないです

C.C Auto Petri 55mm f2 f値たぶんf4
C.C Auto Petri 55mm f2 f値たぶんf4

f4で良くなってきました

C.C Auto Petri 55mm f2 f値たぶんf4
C.C Auto Petri 55mm f2 f値たぶんf4

良くはなっているんですが少し滲む感じがしますね

C.C Auto Petri 55mm f2 f値たぶん5.6
C.C Auto Petri 55mm f2 f値たぶん5.6

5.6でかなり良い感じです

C.C Auto Petri 55mm f2 f値たぶん5.6
C.C Auto Petri 55mm f2 f値たぶん5.6

ただ近接だと質感が今一つってところですね

C.C Auto Petri 55mm f2 f値たぶん5.6
C.C Auto Petri 55mm f2 f値たぶん5.6

中央でも質感が微妙な感じはしますがなんか好きなレンズです

まとめ

シャープでもなく、質感も微妙で扱いにくいレンズでしたが撮っていてなぜか楽しいレンズなんです

PCの画面で見るともう少し絞ればよかったとか滲んでいたりがっかりはしましたがストックフォトをやっていなければ使いたいレンズではありました

一番良いとこはf5.6くらいかなと思います

ぼけも安定します

あとは背景整理と角ばった絞り羽根が出ないようにするって感じです

たぶん私は癖玉が好きなんだなって思ったレンズでした

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