外観は写真撮るのが面倒なので調べてみてください
京セラのHPはこちらです
HPに行ってもカメラのレンズのことなんて全然ないんですけどね
むしろこんなにいろんな事業やってんだなって思いました
このレンズはマウントが曲者でしてマウントアダプターを作っているのが一社しかないのです
日本だと京セラAFシステムとか言われますが海外だとYashica AFという表記です
そこそこの値段がして尚且つ海外からの発送で送料もかかってしまうので正直買う価値があるのか悩むところです
ソニーのaマウントに無理やりくっつける方が安くあがります
手持ちのマウントアダプターにとりあえず合体させまくりました
フランジバックの長さとフィルター径でなんとなくわかっていましたが無限遠もしっかり出るのでとりあえず試し撮りしました
遠景は撮らないので個人的には無限遠出なくても問題ないですが無限遠出た方が安心しますよね
改造マウントアダプターなので絞りにクリック感がなく、何段分とか言えません
逆にシネマレンズのように半端に絞れるので、ミラーレス機で絵面を見ながら調整すると良い感じに楽しめます
購入経緯
京セラと言えばヤシカコンタックスのプラナーを真っ先に思い浮かべると思います
プラナーは買えないし、買うならマクロプラナーの方かなって思っていたんですが京セラがどんなレンズを作っていたのかは気になっていました
ヤシノンを買った方がよかったのかもしれませんがたまたま安く出ていたのでこの京セラAFシステムのレンズを購入した次第です
仕様
マウント 京セラAFシステム(YashicaAF)
レンズ構成 4群6枚
最短撮影距離 0.45m
フィルター径49mm
重量 200g
絞り羽根 6枚
ピントリングが細く操作がしにくくうっかりレンズ触ってしまいます
フードが内臓されているんですがそれに気づいたのは撮り終わってからでした
絞り羽根の形は6角形です
使用環境
ボディはaps-c機のa6000を使用しました
ホワイトバランスはすべてオートで使用しました
Jpg撮って出しです(一枚コントラスト上げたものがあります)
使用感
f値解放ではコントラストがかなり低く青みがかります
コントラストが低すぎて撮影してても気分が乗りません
撮影の段階ではRAW現像でコントラスト上げて破綻しないか不安です
RAW現像でコントラストを上げてみましたが物足りない感じがしてなんとなくこれじゃない感があります
ピントは解放だと甘い感じはしますが許容範囲内です
ぼけは柔らかくてグッドです
コントラストも絞ると解消されます(マウントアダプターが改造のものなので何段分絞るとか言えません)
アンダー気味ですが絞り込むとかなり解像する印象です
なんで解放はそんな不安定なの?って思います
色味はやはり寒色系ですが当たると寂しげな雰囲気を写せる印象です
絞ったとしても逆光気味だと青みが出てきます
おそらくコーティングがそういうものなんでしょう
見てわかる通りぼけが汚くなりがちです
解放だと背景をなくせるけど発色が悪い
絞ると個性がなくなり色は出るけど見せたくない部分が出てくるし、ぼけは六角形になる
そのバランスを改めて考えさせられるレンズです
あくまで焦点距離が50mmのレンズなのでaps-c機で解放でも木漏れ日とかは五月蝿くなってしまいます
まとめ
この日は暑くて花もほとんどが萎れていたので撮るものが少なくて作例が少ないですがこのレンズは絞ると良いレンズです
しかし絞ったら良いレンズなんて他にも腐るほどあるわけでできれば解放で撮りたいと思ってしまいます
青みがかり、コントラストが低く抜けが悪いけれど味わいがある
被写体に合わせていろいろ考えさせられるレンズって楽しいですよねってことで無理矢理感がありますが終わりです
こっからは作例的な何かです