私が唯一使用する望遠レンズです
2016年9月16日発売のニコンのAPS-C機用の望遠レンズで、純正での選択肢はこれしかないわけです
中古市場で15000円を切り、かなり安く手に入れられます
しかもかなり高性能でコスパが良いです
手振れ補正も4段分でシャッター半押ししている間、動作しているので遠くの被写体の良い表情を狙いやすいです
過去に何本か望遠レンズを使っていましたが結局はシャッタースピードを速くするから手振れ補正はなくても良いと思っていたんですが、間違いなくついていた方が良いと感じます
それくらい遠くの被写体がファインダー内で止まって見えます
そしてピントの合掌スピードが速いです
AF-Sの用にジーコジーコ鳴りません
速すぎて笑えるくらいです
AF-Pのレンズ使ったことないニコンユーザーがいたら一度は試してみて欲しいくらいです
※D3300、D5300、D7100、D500以降でないと使えないレンズなので購入の際は注意してください
NikonのHPを確認してみてください
操作性
操作性はコストダウンの為かスイッチ等はなく、ピントリングくらいです
このピントリングが電子式で遊びがあるのでオートフォーカスで合わせた後に少しずらしたい時にやりにくさを感じます
そしてシャッター切ってもう一枚って時にオートフォーカスが作動してまたピントをずらすって作業が面倒と感じる時もあります
マニュアルフォーカスにしたい時はメニューに入ってオフにする必要がありますが、正直オートフォーカスが速いのでオフにする必要もないなと感じます
私はD3300で使用していますが手振れ補正はオフにできない仕様で、カメラのメニューにも項目はありません
フルサイズで使える望遠レンズと比べたら415gとかなり軽く細身でブンブン振り回して使えるようなレンズです
APS-C機用なのでフルサイズ換算105mmから450mmとかなり遠くのものまで撮影できます
開始f値が4.5で暗く望遠端で6.3になるので雨天時なんかでISO感度をあげなきゃいけなくなるでできれば晴れの日に使いたいです
ネガティブな操作性ばかり書いていますがフルサイズ換算45mmが手振れ補正つき爆速オートフォーカスでこの安さで使えることがそれだけで素敵なことだと思います
写り
重要なのは写りです
このレンズは解放だとパープルフリンジが出やすいですが絞ると改善されます
あとは周辺減光も気になるのでトリミングする時は注意しないといけませんね
解像しているように見えて拡大すると結構厳しいです
ピントどこにあるんでしょうかね
これもどこにピントのピークが来ているのかわかりません
普段マクロレンズばかり使ってて感覚がおかしいかもしれませんがシャープなレンズではないんです
カメラのボディの力不足な感じもありますがピクセル単位での解像度はなく、一枚の写真としての解像感はある感じって言うんですかね
近接撮影です
望遠レンズなので背景がかなりぼけてくれます
そのせいか花びらの輪郭が太く見えますね
等倍で見るとピントの芯ははっきりあるんですが極薄く滲んでもいます
大目に見てクオーターマクロ
最短撮影距離が1.1mと長い感じしますが最大撮影倍率が0.22倍なので大目に見て、手振れ補正つき、爆速オートフォーカスの柔らかい写りのクオーターマクロレンズというわけです
なぜf9で撮影したのか謎ですが標準や中望遠のマクロレンズだと背景が枝でごちゃごちゃしてるとぼけが汚くなります
どうしても背景整理ができない時は望遠レンズのマクロ域を使うとぼかすことができたりします
望遠でも近接でも撮れるレンズ
柔らかい描写が好きなら一本持っていてもいいんじゃないかと思います
遠くの被写体を見つけた時にわざわざ歩いていかなくても良いのが望遠レンズですから疲れずにすみます
間違いました
近づけないところにある被写体を撮るのが望遠レンズでした
山とか森に入った時に被写体に近づこうとして足を滑らせるとか危険な目に遭ったことのある方も多いんではないでしょうか
この望遠レンズは軽いのでおすすめです
次の写真で最後ですが、再度なぜかf9ですしピントはオートフォーカスに任せて適当に撮った記憶がありますがなんとなく気に入っています